現在の状況
執筆時点(2021-04-13)で公式のArduinoCoreサポートにRaspberryPi-Picoが追加されまています。その環境のセットアップとサンプルコードを動かしてみます。
サンプルコード
int led = LED_BUILTIN; void setup() { Serial.begin(115200); pinMode(led, OUTPUT); } void loop() { digitalWrite(led, 1); delay(200); digitalWrite(led, 0); delay(200); }
arduino-cliを使う方法
macOSの場合で解説しますが、その他の環境でもほとんど同じ操作です。 マウントパス名がドライブレターになったりシリアルポート名の表現が違うくらいです。
あらかじめ以下の2ツールをインストールしましょう。
ボードサポートインストール
arduino-cli core update-index arduino-cli core install arduino:mbed_rp2040
コンパイル
arduino-cli compile -b arduino:mbed_rp2040:pico sample
アップロード
BOOTSEL押しながらRUN端子を一瞬LowにするかUSB給電を入れ直します。 /Volumes/RPI-RP2がマウントされるのを確認して以下のコマンドを実行します。
arduino-cli upload -b arduino:mbed_rp2040:pico -p /Volumes/RPI-RP2 sample
シリアルモニター
pyserial-miniterm /dev/tty.usbmodem#### 115200